MD-82B
ベトナム製
重さ=100g
TNT=28g
プラスチック製
『もっともカンボジアに多い地雷のひとつ』4〜5kgの重量で爆発する。
*大人=立って歩いていた場合、片足は失う
*子供=しゃがんでいたり、小さな子供なら命を奪われる可能性は高い
爆発して体がちぎれると、とにかく「熱い熱い」と、
痛みと爆発の熱で熱さを訴え続け体ごとの急冷を被害者は望む。
そして、いくら続けて水を飲んでも飲み足らない熱さが体に続く。
地雷はひとつだけで埋まっているものでないが、次のような使い方もある。
この82Bタイプのような小さめの地雷で十分だが、軍隊は野山で夜を迎えそこで寝る。
当然、その寝込みを襲われる可能性も高い。
そこで隊が寝る前に、自分たちの陣地に敵が入って来れないように
陣地(夜営地)の周りにグルっと2メートル置きくらいに地雷を埋める。
すると小さくない部隊だと50個以上を埋めることになる。
そして、朝起きて一つ目の仕事が、その自分で埋めた地雷を
ひとつひとつ掘りおこして安全ピンをはめ直し、回収すること。
そうして次へ移動する。毎日それを繰り返すのである。
地雷はそれ程、単に鍵代わりに使われていたような安易な兵器である。
もちろん危険だが日常的に掘り、埋めを繰り返せるのだから戦後といえども、
それを思い起こせば地雷を回収する作業ができる元兵士は
本当には少なくないとも思える。