7月1日(月)『労力という寄付』

 博物館を訪れた方なら目にした事があるかと思います。手足を失った子供たちなどのポストカードが博物館内に売られているのを。それらは写真家の野老(ところ)さんの作品で、売り上げは全て博物館に寄付されています。今日、その野老さんに会う事ができました。『かんぼじあん』のコーナーでも紹介している写真集がいよいよ本格的に仕上がるという事で、販売のお手伝いができないかと思い連絡を取りました。この写真集は全て自費で作られており、彼は写真集を売って儲けよう!と考えているのではなく、カンボジアで物乞いをしている子供達に無料で渡し、観光客に売った収入をそのまま子供達に入るようにするという事です。アキ・ラの地雷博物館にも本を贈呈し、売り上げがそのまま寄付となります。彼は、もう8年もカンボジアに通い続け、手足を失った子供や両親を失った子供達を訪ね、日本で集めた古着などを持っていくという活動を個人的に続けています。今回の写真集はその8年間の野老さんの目にした、感じたカンボジアの姿の集大成ともいえる作品です。価格は7ドル。90ページに及ぶ写真家の作品が7ドルです。日本で普通に販売されていたとしたら、5千円、1万円で売られていてもおかしくありません。野老さんの集大成の作品とこれまでの活動を繋げて、一歩前進する為に私は考えました。

■HPで写真集を販売する。
 ただ、販売して野老さんに売上金を渡すのではなく、さらに広げる方向で。

■古着を集めてくれる母胎となる人材を募る。
全国各地に子供用の古着を集めてくれる中心人物となってくれる人を募りたいと思います各地で母胎があれば、そこから直接カンボジアの指定先に送ってもらえるし、どうやって集めていくかは、その人の地域それぞれの方法でやってくれていいと思う。東京の人間が知らない土地の人に呼びかけるより地元の人が近所に呼びかけた方が、より良いと思うから。
※各地にある程度古着が集まったら、写真集の売り上げから送料を各地に送る。
※野老さんに指定してもらう場所へ各地から直接送ってもらう。
※野老さんは、各地の母胎となってくれた方にお礼に写真集を送っても良いと言ってくれています。

■HP上で、母胎となっている場所の連絡先なども掲載し、各地の収集状況も報告する。収集にとまどったり、困ったりしたら、もちろんHP上で呼びかけてもいいし、収集がうまくいってる地域の人からアイディアをもらう事もできる。各地の状況がここを発信源にすることで目にみえてわかるので楽しいと思う。

■送る方法は船便を使ってほしい。船便は確かに安いが、早くて一ヶ月、遅いと三ヶ月・半年かかる事もある。しかし、どんな遠くの村の子供の所にも「届きました」という証拠が書類として帰ってくる。実例として、村で両親もいなくて一人で暮らしている少年と野老さんが直接触れ「送るから」と約束し、その時少年は「僕の所には届かないから、いらない」と断っていたそうだが、3ヶ月たって届いたそうだ。何度も少年がサインを間違え、書き直していた証明書も野老さんの元に届いていた。

さぁ、皆さん始める時が来ましたよ!って感じしませんか?ワクワクしません?私は、めっちゃワクワクしてます。全国に個人の力で働きかけて広がっていくドーネーション(寄付)精神。これぞ、労力という寄付です。皆さんからのご意見もお願いします。早速、母胎となる希望者でも構いません。それらを具体化して、7月中に販売。募集コーナーを設けたいと思っています。どうぞ、宜しくお願いします。

掲示板だと皆に伝わりやすいので、掲示板も利用してください。
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■補足■

何故、子供の古着なのか?貧しく苦しい大人達も確かにいると野老さんは言います。しかし残念な事に大人に古着を渡すとするとそれをお金にする。そこまではいいとしましょう。ですが、「また、あの人が持って来てくれるし観光客からいろいろ物をもらって売ればいい」という悪知恵に発展し、仕事をしないようになるという危険性があるからです。だから、子供なのです。子供が古着を売って財源にするのは構いません。それくらいしかすべがないとするなら...。そういう思いです。小学生くらいまでの子供の服を集める方法を思案してみてほしいと思います。

それから、写真集を売ってもらえる方や場所も募りたいと思います。
どうぞ、宜しくお願いします。

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