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生きる権利回復

 十数年前、僕が太平洋戦争慰霊の撮影をしている頃、ニュースではカンボジア難民が船に乗り、日本までやって来ている事を伝えていた。ボロボロの船に真っ黒に日焼けした人々が山ほど乗っていた。
 確かな記憶ではないが一年間で190艘を越える難民船が日本に助けを求めやって来ていた。よくこんなボロ船で日本までやって来れるものだと思っていた。近隣の国や島にもだいぶ流れ着いているに違いあるまいと思っていた。たどり着けずに沈む船、船内で死ぬ人々、日本の難民収容所で数日すごしたあと、領海外に強制出航させられてしまう。
 しかし、いくら好景気時代の日本でも、中東方面の外国人が上野や新宿を中心に全国の公園に大勢やって来ており、変造テレカを売りさばくなど、これ以上・・・という国民感情があったのも確かであったろう。

―日本の敗戦時代―
 家は焼かれ、ビルは倒れ、人々は傷付き、親を無くし、子を失い、原爆の後遺症に悩む・・・そんな人々も少なくなかった時代、日本の国民はボロを着、しらみわく中、やみ市やみ米を求め、飢え暮らしていた。
 そんな時代、南の国より、助け船とも呼べるお米を送ってくださった国があり、それがカンボジアという名の国だと知り、僕の心は熱くなった。

―国際児童法―
 今、世界の子供達の5人に1人が学校へ行けないという。
 僕には2人の姪がいる。中3のいずみちゃんと、小6のさゆりちゃんという。
 ある日、お姉ちゃんの方が日本の戦後高度成長をもたらした要因について僕に聞いてきた。「くじけず、がんばったからじゃないの!?」と軽く答えた。相撲の勝利者インタビューみたいだと、漠然とした問いかけに戸惑った。中学校で「朝鮮戦争によるものだ」と答えてまるをもらったと喜んでいた。
 僕が子供の頃は、近代日本史はダブーとされていた。そういえば僕が小学校の頃、白地図の沖縄を本土と共に赤くぬった友達がバツをもらい笑われていた時代でもあった。

―心に写す撮影―
 今も昔も、自然そして諸外国に多々迷惑をかけながら生活しております。8年間の撮影にあたり、手足を失った人々を撮るのは僕にとってつらく悲しい撮影でした。しかし『心の中からわきあがる信念をもって撮影し、選びあげた写真集」です。
 中には十代の女の子の顔にザックリ20センチを越えるヌイ目があったり、顔に大やけどをした姉が幼い弟を子守していたりと・・・。僕はそういう子供達は写真におさめるのをよしとしませんでした。ただ皆より少し多めにTシャツを配り、チョコレートやアメをあげ、少額のお金ではありますが、僕と読者の心に写す撮影協力費として置いて来ました。これが良かったのかどうか、まだ答は出せておりませんが、良かったのだと思いこむしだいであります。

 まじめに、つつしんだ生活をつとめてゆこうという写真集に仕上げたつもりであります。
 この写真集が世界の子供達の『生きる権利回復』に使っていただけることを願い、まえがきにかえさせていただきます。

2002年5月 著書  野老 康宏
(写真集「生と死と地雷と」まえがきより)

 

カンボジアに通いはじめ8年の写真家、野老康宏氏。
この8年間撮り続けた、野老氏の心にうつるカンボジアがここにあります。

この写真集は、カンボジアで物乞いをする子供達やアキ・ラの地雷博物館、村の子供達に無料で渡され、観光客などからの売り上げ金を全て彼らの生活資金になるようにと、野老氏の手で配られます。早速、写真集を持って7月末にカンボジアを訪れるとの事。

その他にも野老氏は、子供用の古着を集め、現地の子供達に直接持っていったり、送ったりという活動も続けています。当サイトでの売り上げ金は全てその活動の為に使われます。

このサイトで販売を行うようになった経緯をご覧いただくにはコチラ
古着回収についての詳細をご覧になるにはコチラ
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アキ・ラの地雷博物館Web site管理人:池田智美

 


地雷撤去屋(ディマイナー)
終戦してなお「地雷は生きている」。地雷にリミッターを付け、平和のよみがえった数年後には掘り返す必要がなくなる。こんなささいな悲願すらたたれてしまう。野に山に沼地へと分け入る僕らの前に、子供達の涙があり笑顔がある。
世界中の地雷生産者ヨ!よく聞け。すべての地雷を掘り返して、僕たちはそれで魚を取り食べてやる!! ラー氏といると実にここちよい風がふく。

 



リハビリセンター
失意からの復活。地雷を踏んでしまった人々は、僕らの想像を絶する失意の渦中に没する。僕は夜の屋台で、両足の無い30歳ほどの物乞いの男が邪険にされ泣き叫ぶのを見た。僕は、はっきりと心の声を聞いた。『この国のために、みんなのために戦争に出て両足を失ったんだ。一人では生きて行けないんだ....』と。
姉妹。つぎの上からまたつぎをされたTシャツ。姉は14歳。Tシャツ自体も「なとりのトトロ」とまがい物である。少女達は、寺のそうじと番人をしている。


写真集お申し込み方法

お陰様で当サイト分完売いたしました!ありがとうございます!

コチラのお申し込みフォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。

尚、このサイトでの写真集の売り上げは、
子供服古着回収のカンボジアへの送料・地雷撤去活動への支援
として、全額利用されます。

*価格は税・送料込みで1冊1,200円となります*
(別途振込手数料70円が必要です)

*2冊〜10冊お申し込みいただいた場合1冊の料金が
多少安くなります。料金の詳細はコチラ

・お申し込みから1週間以内にお届けします。
・料金は写真集に同封する郵便振替用紙でお振り込み下さい。

お申し込みフォーム送信後、確認のメールを送信いたしますので、
***メールアドレスは必ずご記入ください***

■お申し込みから配送までの流れ■

・当サイトのメールフォームにて申し込み
・内容確認メールを「アキ・ラの地雷博物館Web site」より返信します。
・申し込み内容に間違いがないか確認の為、
 確認メール返信後48時間保留します。
・48時間経過後、発送させていただきます。
・お手元に届きましたら、同封の郵便振込用紙にて代金1,200円を
 お振り込みください。
 尚、振込手数料70円は自己負担となりますのでご了承ください。

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・返品については受付ますが、送料はお客様自己負担とさせていただきます。
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